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Tomamu
Hokkaidō

Wakaranai Lodgewakaranai

Wakaranai Lodge について

わたしたちが「ちがう」もの、

そして、ここにあるもの

世の中には、

やりたいことが最初から決まっていて、

まっすぐそこへ進んでいく人もいます。

わたしたちは、そうではありませんでした。

Wakaranai Lodge も、そうではありません。

ここでは、

「何であるか」よりも、

「何を大切にしていないか」が

少しだけ、はっきりしています。


ここに、ないもの

ここはリゾートではありません。

高級さを売りにしている場所でもありません。

肩ひじ張らずにいられることを、

何より大切にしています。

誰かになろうとしなくていい。

ちゃんとした自分でいなくてもいい。

型にはまらなくても、落ち着ける場所です。

すべての人のための場所には、なろうとしていません。

フロントらしいフロントはありません。

決められたスケジュールもありません。

どこかで決められた音楽が、

ずっと流れているわけでもありません。

ここで「体験」を売ろうとしている人はいません。

そのかわり、

自分で感じるための、余白があります。


変わりつづける場所

Wakaranai が「何か」を

ひとことで言うのは、むずかしいです。

季節で変わり、

天気で変わり、

人の気配で、少しずつ形を変えます。

長い話をした夜や、

静かな朝。

扉をくぐった人の数だけ、

この場所も、少しずつ変わっていきます。

Wakaranai Lodge は、

完成された場所ではありません。

生きている場所です。


つくりすぎない、という選択

居心地はいいけれど、気取らない。

色はあるけれど、派手ではない。

ここにあるものは、

偶然ではありません。

でも、やりすぎてもいません。

何かを足すときも、

ゆっくり考えます。

目立たせるためではなく、

しっくりくるかどうか。

それだけを大切にしています。


ロッジでの時間

雪と、うどんと、静けさ。

笑い声と、話と、火の音。

穏やかな日と、荒れる日。

同じ日に、両方あることもあります。

朝は知らなかった人たちが、

夕方には同じテーブルを囲んでいます。

予定がほどけて、

無理なく、新しい流れが生まれます。

Wakaranai Lodge は、

北海道・トマム近くの森の中にあります。

音の少ない場所です。

考え事が、戻ってくるような静けさ。

今ここで起きていることに、

気づける静けさです。

冬は、雪が深く積もり、

煙突の匂いが空気に混ざります。

外で過ごした一日のあと、

ロッジは、あたたかな避難所になります。

夏になると、草が伸び、

トンボが戻ってきます。

時間は少しゆるみ、

動く季節から、考える季節へと変わります。


持ち主ではなく、世話役として

Wakaranai を、

きっちり定義しようとはしていません。

完成させようとも、

固定しようともしていません。

わたしたちは、

この場所を預かり、

手入れをしながら、

自然に育っていくのを見守っています。

雪を求めて来る人もいます。

静けさを求めて来る人もいます。

多くの人は、

言葉にしづらい何かを持って帰ります。

感覚だったり、

時間の流れだったり、

ものの見え方の、ほんの小さな変化だったり。

正直に言うと、

それが、いちばんしっくりきます。