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Tomamu
Hokkaii

Wakaranai Lodgewakaranai

Wakaranai Lodge について

冬のわからないロッジの前に立つ Riley と Denise、スキー板を背景に

わたしたちが「ちがう」もの、

そして、ここにあるもの

世の中には、

やりたいことが最初から決まっていて、

まっすぐそこへ進んでいく人もいます。

わたしたちは、そうではありませんでした。

Wakaranai Lodge も、そうではありません。

ここでは、

「何であるか」よりも、

「何を大切にしていないか」が

少しだけ、はっきりしています。


この場所と、ここにいる人

ホストと、迎えたい人たち

わからないロッジは外国人が運営しています。けれど、外国人だけ向けの場所ではありません。日本の文化やこの土地に好奇心を持つ方にも、海外から来る方にも、肩の力を抜いて交われる場所でありたいと考えています。

冬はパウダースキーを求める滞在の拠点にもなり、頭を静かに整えたり、何かをつくしたりする時間を大切にしたい方にも。トマムで、そういう過ごし方ができる宿です。

Riley は日本生まれ、モンタナ育ち。二十代はバンで、スキー場で、アラスカの夏で、コスタリカ、ヨーロッパ、アジア。体で働き、季節で生きて、なかなか止まらなかった。

Denise はドイツ出身。コスタリカで出会ったとき、彼女も動いていた。それから何年も一緒に旅をした。ヒッチハイク、有機農場、カナダ、モンタナ、オーストリア、カウアイ、イタリア、アルプス。いつもどこかよそにいた。

やがて二人は、北海道の田舎にある1980年代の労働者寮を見つけた。バブル期にトマムリゾートをつくった人たちのために建てられた建物。そこで止まることにした。ここには二人より前の歴史がある。二人は、新しい歴史を与えている。

今はここに住み、ここを運んでいる。タデラクト、漆喰、コルク、畳。角が整うたびに手をかける。ものは使い込まれて、使い捨てられない。つねに進行中で、これからもそうだろう。その感じが、しっくりきている。


ここに、ないもの

ここはリゾートではありません。

高級さを売りにしている場所でもありません。

肩ひじ張らずにいられることを、

何より大切にしています。

誰かになろうとしなくていい。

ちゃんとした自分でいなくてもいい。

型にはまらなくても、落ち着ける場所です。

すべての人のための場所には、なろうとしていません。

フロントらしいフロントはありません。

決められたスケジュールもありません。

どこかで決められた音楽が、

ずっと流れているわけでもありません。

ここで「体験」を売ろうとしている人はいません。

そのかわり、

自分で感じるための、余白があります。


変わりつづける場所

Wakaranai が「何か」を

ひとことで言うのは、むずかしいです。

季節で変わり、

天気で変わり、

人の気配で、少しずつ形を変えます。

長い話をした夜や、

静かな朝。

扉をくぐった人の数だけ、

この場所も、少しずつ変わっていきます。

Wakaranai Lodge は、

完成された場所ではありません。

生きている場所です。


つくりすぎない、という選択

居心地はいいけれど、気取らない。

色はあるけれど、派手ではない。

ここにあるものは、

偶然ではありません。

でも、やりすぎてもいません。

何かを足すときも、

ゆっくり考えます。

目立たせるためではなく、

しっくりくるかどうか。

それだけを大切にしています。


ロッジでの時間

雪と、うどんと、静けさ。

笑い声と、話と、火の音。

穏やかな日と、荒れる日。

同じ日に、両方あることもあります。

朝は知らなかった人たちが、

夕方には同じテーブルを囲んでいます。

予定がほどけて、

無理なく、新しい流れが生まれます。

Wakaranai Lodge は、

北海道・トマム近くの森の中にあります。

音の少ない場所です。

考え事が、戻ってくるような静けさ。

今ここで起きていることに、

気づける静けさです。

冬は、雪が深く積もり、

煙突の匂いが空気に混ざります。

外で過ごした一日のあと、

ロッジは、あたたかな避難所になります。

夏になると、草が伸び、

トンボが戻ってきます。

時間は少しゆるみ、

動く季節から、考える季節へと変わります。


持ち主ではなく、世話役として

Wakaranai を、

きっちり定義しようとはしていません。

完成させようとも、

固定しようともしていません。

わたしたちは、

この場所を預かり、

手入れをしながら、

自然に育っていくのを見守っています。

雪を求めて来る人もいます。

静けさを求めて来る人もいます。

多くの人は、

言葉にしづらい何かを持って帰ります。

感覚だったり、

時間の流れだったり、

ものの見え方の、ほんの小さな変化だったり。

正直に言うと、

それが、いちばんしっくりきます。

ロッジの動き方について詳しくは、ロッジの仕組みのページへ。